ダメよ〜ダメダメ

悲惨な事故が多発して問題になっている脱法ハーブが、危険ドラッグという名称に変わりましたね。

脱法という名称が、いまいち「悪いことをしている感」が薄いため消費者が手を出してしまうんじゃないかという意見があって、警察庁と厚生労働省が一般公募して決めたらしいですが、しかしこの名称「それじゃないでしょ感」が半端ないですね。

消費者に危険性をアピールするはずが、まさかのトーンダウン。「母さん助けて詐欺」につづいてやっちまったってところでしょうか。

危険性が伝わってこないというか、危険という言葉には使いかたによっては悪い意味ばかりでなく「あの人は危険な香りがする」とか、「俺は、危険を愛する男だ」みたいに肯定的な意味で使われることもあって、危険=かっこいいという感覚も少なからずあります。

今回の趣旨からいえば、もっとかっこ悪い感のあるネーミングのほうが効果的なんじゃないかと思います。

たとえば「やめるなら今でしょドラッグ」すでに林先生すら使っていない、ちょい古い流行語はかなりかっこ悪くて消費者も手を出しづらくなります。

あるいは「母さん助けてドラッグ」すでに改名失敗濃厚な言い回しに、さらに使いまわしというかっこ悪さです。

今回決まったのは「危険」と「ドラック」というのが募集で上位にきていたので組み合わせたそうですが、きっと警察庁や厚労省の担当者にも「これはないな」と思っている人も多いのではないかと想像できます。

でもこれ以外の候補は何かというと「廃人ドラッグ」、「破滅ドラッグ」、「有害ドラッグ」、「違法ドラック」、「殺人ドラッグ」、「幻覚ドラッグ」と、まあ確かにどれもいまいち感てんこ盛り。

おまけに「違法ドラック」なんていうのは、違法じゃないから脱法ドラックとか合法ドラッグとか言っていたのに、名称が完全に嘘になっています。

どんな名称にしてもどうせ文句を言われるなら「いや、上位ですから」という責任逃れの言い訳ができるから決めたとしか思えません。

ま、所詮シロウトはこんなところが限界。ここは少し予算をとってでもコピーライターと呼ばれる人に頼んだほうがよかったんじゃないでしょうか。

こんな時のために日本国民は糸井重里に大きい顔をさせて、野放しにしていたんじゃないんでしたっけ? オファーすればカネボウの「君にクラクラ」に続く「クラクラ・ドラッグ」的な秀逸な名称を考えてくれそうです。

それでも予算がとれないと言うのであれば、あと旬なところから持ってきて「ダメダメ・ドラッグ」という手もありますがおそらく次のクールまでもたないので、そこでハロルドお勧めは、、、

「シミケン・ドラッグ」

ご存じと思いますが、前科8犯、違法薬物で7回も逮捕されている薬物猛者の清水健太郎が先日危険ドラッグで病院に搬送されたそうです。

あまたの薬物を散々経験したはずの彼が、危険ドラッグ吸って病院ってこれ以上怖いことはないですね。ベテランでもヤバイということは、特に初心者は絶対に手を出してはいけないという警告、これぞ毒をもって毒を制す。

警察庁もここはいっぱつ清水健太郎を起用して、「危険ドラックは危険です」というポスターの1枚でも作製してみてはどうでしょう。効果絶大だと思うですけどね。

以上コラムでした!