賀正2011_2
「明けましておめでとうございます」というコラムを書こうと思ったら、もう1月も終わりとは! 歳とともに時間のたつのがどんどん早くなりますが、それにしても早すぎる今日このごろです。

何かの本で読みましたが、小さいころ時間がたつのがすごく遅いように思えたのは心拍数が多いからで、大人になってだんだんと心拍数が減ってくると時間がたつのを早く感じるんだとか。ということは、スポーツを続けると心肺機能が発達して普段の心拍数が下がりますが、そうなるとますます時間が早くたつということでしょうか?
スポーツをして健康になったはいいけど、あっという間に人生が終わるっちゅうのも考えものですね。

さて、21世紀になって早くも10年経ちましたが、そういえば鉄腕アトムが生まれたのは21世紀だし、ドラえもんも21世紀から来たロボットなので彼らと同じ時代に生きてるはずですが、なかなかドラえもんやアトムのようなロボットは開発されません。

ドラえもんは、のび太のような使えない男のもとにあるから主にリクリエーションにしか使われていませんが、実際にドラえもんを手に入れれば、どこでもドアだけで世界征服や世界一の富豪でもなれそうなのに非常に残念です。

アトムにしても10万馬力なので、海上自衛隊のイージス艦“こんごう”と同等の出力を誇っています。おまけにちっちゃいボディのなかに核融合炉があるそうですので、中心温度は摂氏1億〜10億℃になっているはず。こりゃ松岡修造もさめて見えるほど熱い危険な男です。開発されればすぐに尖閣諸島にでも配備したいですね。

昭和の昔、漫画やSF小説に出てきた21世紀は、今とはずいぶん違っていて車は空中を飛びながら走り、その横には高層ビルの間に透明なチューブみたいなものが張り巡らされていてその中を列車が走っているようなイラストが添えられていました。

人はみんなスタートレックの制服みたいな服をきて、ロボットのメイドが身の回りの世話をして、流動食のようなものを食べているみたいな。

でも現実には、改良され性能があがったにせよ相変わらず50年以上前に開発された新幹線や、40年以上前に開発されたジャンボジェット、130年以上前に開発されたガソリン自動車に乗っています。世界中の戦争や犯罪には600年以上前に開発された火薬式の鉄砲が使われていて、レーザーガンやビームサーベルが実践装備されたという話はまだ聞きません。

昔は100年先というとどんな夢の世界になっているのかと、想像をふくらましていましたが、たぶんこの先100年も、そのまた先の100年も基本的にはあんまり変わっていないんじゃないかという気もします。

ま、とは言うものの100年前には想像もつかなかったモノやカルチャーがあるのも事実です。たとえばパソコンや携帯電話の普及だとか、簡単に誰とでもセッ○スできるような時代になったのは驚きです。

それからトイレもそう。21世紀の日本に生きていて何がよかったかといえば、ウォシュレットがあることにつきます。もはやティッシュペーパーやちり紙だけで拭いていた時代があったなんて想像できません。

先日、焼肉屋でテレビをみていたら、別嬪のタレントねぇちゃんが「わたしはウォシュレットを使ったことがない」と言っていました。ハーフっぽい感じなので外人らしさをアピールしたかったのかもしれませんが、その瞬間、そのねぇちゃんの肛門のヒダヒダに拭き残しの大便が付着しているところを想像して、思わずホルモン焼きのてっちゃんをおっことしそうになりました。

「こんなかわいい顔なのに、うんこ臭い・・・」

そんなギャップがたまらん、ひだひだを俺の舌で舐めとりたいという貴兄もおられるかと思いますが、ミヤモト的にはそっち方面だけは無理です。

学生のとき友人の岸田くんが、行為の最中に勢いあまって彼女の肛門に指を入れてしまったらうんこに当たってしまい、その後手を洗っても3日間ぐらい臭かったという逸話を思い出してしまいました。

ま、さておきトイレといえば、「トイレの神様」という、ものすごく一発屋の匂いのする歌(注1)が流行ってましたね。

コマーシャルでワンフレーズしか聞いたことなかったのですが、年末に行った白馬どんぐり村の「旅人」という酒好きの夫婦のやっているペンションで、いつものように皆でべろんべろんに飲んでいたとき、たまたま紅白のテレビがついていて初めてまともに聞きました。

トイレの神様というぐらいなので、カー用品のイエローハットの創業者の鍵山秀三郎さん(注2)とか、ウォシュレットの開発メンバーとして有名なデザイナーの坂本鐵司氏のことを歌った歌かと思っていたら、ぜんぜんそんなんじゃなくて、
複雑な家庭環境のなか両親ではなく、ばあさんに育てられた結婚&美人願望の強い少女が、思春期のころに不良になって家を出て、男とやりまくったあげく、その後入院したばあさんを見舞いに行ったら、せっかく見舞ったにも関わらず、「もう帰れ」と一喝され、次の日ばあさんが他界した。

そんな話のようでした。

「感動した」みたいな感想をよく聞きますが、このストーリーのどこが心のひだに触れるのかさっぱりわかりません。これなら肛門のひだにウォシュレットの水流を当てるほうがよっぽど感動します。

ばあさんの話によるとトイレには女神様がいるそうですが、ちなみに実家のある京都では、トイレには女神様ではなく“かいなで”という妖怪がいました。

夜中にトイレにはいっていると和式のぼっとんトイレから手がでてきてお尻をなでられるという、ただそれだけの妖怪なんですが子供心に「尻をなでるとき、うっかりうんこが付いたりしないのか??」と疑問でした。

ウォシュレットもない時代、うっかり拭き残しのあるお尻をなでた“かいなで”は手をあらっても3日間ぐらいは臭いはずです。

というわけで、どう言う訳かわかりませんが(笑)今年もよろしくお願いいたします!

(注1)一発屋っぽいと書きましたが、次回作は「お風呂の神様」、その次は「台所の神様」、「リビングの神様」、「ベッドルームの神様」とどんどん続けてゆけば家の中ピカピカですね。

(注2)イエローハットの創業者。掃除が仕事や人生の原点ということで本業のかたわら掃除の哲学について本も多数執筆。特にトイレ掃除に力をいれていて、テレビの番組で松村邦洋の家のトイレ掃除をして、最後にピカピカに掃除した便器に水をながしてコップですくって飲むというパフォーマンスまでしていました。

ミヤモトが勤めていたカー○イトの社長とも関係が深く、サラリーマン時代は研修という名のもとにビデオを見せられたり掃除の修行に行かされたりしました。

ちなみにイエローハットの本社に汚れた車で営業にゆくと、終わって帰るまでに社員が勝手に洗車してぴかぴかに掃除をしてくれますが、逆に汚れた車では行きづらいため事前に洗車してから行かなければならないため、かえって面倒なことになっていました。