835月に入ってから、なんかぼーっとすることが多くなりましたが、もしかしたら五月病ってやつでしょうか?あるいは内藤大介選手のようにパンチをもらいすぎたのか?勤労意欲が限りなくゼロです(*。*)

「小学校の同窓会やるんやけど、けーへんか?」

実家から徒歩50歩、幼稚園から大学までおんなじという地元の幼馴染から連絡があって京都に帰りました。
仕事を終えてからの新幹線移動だったので、ちょっと遅れて参加したんですが、行ってみてびっくり。参加人数はミヤモトを入れて総勢5人。

もちろん、今はダムに沈んだ田舎の分校なんかではなく、1クラス40人で10クラスぐらいあったので1学年で400人近くはいたはずです。

みんな戦争で帰らぬ人になったのか、あるいは90歳を超えての同窓会かというぐらいの生存率ですが、それでも飲み会は盛り上がりタイムスリップしたような楽しいひと時を過ごしました。

そこで思い出したんですが、当時ミヤモトはまわりから“変態”と呼ばれていました。

登下校のときに下級生の女子にち○ぽを見せたり、母親のブラジャーをこっそり付けて学校に来たり、女子トイレに潜んで排便を飽きもせずに眺めるというようなリアルな変態では残念ながらなくて、今でいう変人というか、オタク、マニアとか言われるジャンルまでひっくるめてウチらのあいだでは変態と呼んでいました。

確かに周りと同じようにすること抵抗感を持っていた“変態”ミヤモト少年は、当時みんなが、キャロライン洋子がかわいいと言っているときに、あえて山東ルシアをチョイスするようなちょっと浮いた感じの子でした。

オーディオマニアだったおやじの影響かもしれませんが、当時漠然と何かパワーをもってる人はこだわりが強くて、人とは違う意見を持っている=変っている人はパワーがあると思っていて、それは基本的には今でも同じです。

今ではオタクという言葉で置き換えられることが多いかもしれませんが、たとえば石川遼くんはゴルフオタク、金本“アニキ”知憲は野球オタク、宇宙飛行士の山崎直子は宇宙オタク、“変人”小泉元総理はもちろん政治オタク。俳優でも華道家でもお笑いでも何でもいいんですが成功している人は周りには迎合しない、独自の意見やバランス感覚を持っている人が多いというか、そうでなければ成功しないんじゃないかと思っています。

もちろん、成功している人は才能があって努力をしているわけで、変人のところを模倣して変わったことだけをしていてもダメですが、凡人の我々もちょっと浮いてもいいから周りに流されないで、自分の意見をいえるぐらいにはしたいもんです。

スノーボード界もそういった変態=オタクがいっぱいいるので、楽しい世界です。

たとえばDC・ヒロくんは、合コンで初めて会うおネェちゃんに、愛用の大人のおもちゃのローターを見せびらかしてドン引きされます。

まわりからは、何を考えているんだと言われるそうですが、どうしてたいしたもんです。そもそも若いうちから丸くなって、周りの視線ばっかり気にしてどうする。つまらん合コンでも仕方ないとつきあって盛り上げ役になったり、断りきれずに行きたくもない2次会のカラオケに行くぐらいなら、そんなバランスや予定調和を無視して、

“俺は、このおネェちゃんのクリトリスにローターを当ててみたい!”

という主張をぶつける。

そんなことをしていると、あいつが来るとぶちこわしになるから、もう合コンに呼ぶなとなるかもしれません。でもそれを言わせるぐらいパワーがないと、自分自身の狂気も才能も出て来るわけがありません。

最後に、ミヤモトもお世話になった業界の重鎮。R○MEで有名な某社のH会長の話。

あるときスノーボードウエアの企画会議で意見を求められたので

「シルエットや仕様は悪くないと思いますが、色目にグリーンが多いのが気になります。日本人の肌の色にはグリーンは合わせづらく、日本のスポーツ用品全体を見てもグリーンやブルーは難しい色と言われています」

というような事を答えると会長は

「やれやれ、これをグリーンと言うあたり、まだまだだね。ミヤモトくんがそんなことを言っているようじゃぁ、これから先が思いやられるよ」

と、お叱りを受けました。まあ、どこをどうひっくり返ってみてもグリーン色なんですが、グリーンがいい悪いではなく、まずそれをグリーンと思う常識から疑えという教えです。

「いい、ミヤモトくん。よく絶対あるとか、絶対ないとか言うじゃない。でもこの世の中に絶対なんて言いきれることは絶対にないからね」

と言いきっていました。結局“絶対”は言い切れるのか、切れないのか。もはや会話が哲学の域に達しています。

ま、社員は大変だと思いますが(笑)、自分もいろんなことを教えてもらいましたが、やっぱりそういう“変態”な人は魅力があっていいですね。

皆さんも今からでも遅くはありません、魅力ある人になるために会社帰りに立ち飲み屋で出された生ビールに

「やれやれ、これをビールと言うあたり、まだまだだね」とつぶやいてみてください。

「バカ野郎、うちは発泡酒じゃねぇ!」とマスターにつまみ出されるかもしれませんが、うまくゆけば、「お客さん、その話はこれで」と人差し指を口の前で立てながら、おごりでつまみ(が)出されるかもしません。

オチもついたところで、お後がよろしいようで・・・