image211ミシュランガイドの京都・大阪版が出たと朝のニュースでやっていました。

大阪といえば“食い倒れ”といわれるぐらいなのに、今回星が少なかったのは不思議ですね。

太郎のくいだおれが閉店していたからでしょうか? 大阪王将や、串カツだるまも入っとらんしなぁ・・・って、ま、確認はしてませんが。
あと、京都も“創業60年の老舗料理屋が受賞”なんて紹介されていましたが、これはあきらかに間違いです。

京都では60年ぐらいでは老舗とは言いません。

地元のミヤモトが言うんですから間違いありません。近所のおばちゃんが、「3軒となりの中村さんは、おじいちゃんの代に滋賀県から引っ越してきやはったから、京都の人と違いますえ」

とおかんに言っていたのを聞いたことがあります。

中村さんは当時70歳ぐらいでしたので、おじいちゃんの代といえばゆうに100年は超えると思いますが、平安遷都からおよそ1300年、100年でもまだまだ青いっちゅうことですね。

ところでミシュランは関係ありませんが、京都の食べ物といえば、南禅寺の湯豆腐が有名です。京都に旅行された方は、一度ぐらいは食べたことがあるんじゃないかと思います。

でも、京都に住んでいる人はあまり食べません。家庭で普通に出てくると思われているかもかもしれませんが、晩ごはんに湯豆腐なんていったら普通の家なら
「わしは、入れ歯のおじいちゃんか?」と、おとんはちゃぶ台ひっくり返し、子供はグレて夜に木屋町を徘徊するようになってしまいます。

うっかりヨネスケなんかが来ちゃって、近所に知れたら

「晩御飯に湯豆腐やって、よっぽどお金に困ってはるんや」と以後100年ぐらいは陰口をたたかれること間違いなしです。

湯豆腐がなぜ名物になったかというと、聞いた話なんですが、鎌倉時代に当時田舎だった東国から来た武士たちが、

「おい、都の名物はなんだ、うまいもの食わせろ」といったところ、

「都の名物はなんといっても湯豆腐どす」と言って適当に作れる湯豆腐をだして、それを旨い、旨いと言って食べている姿を見て、

「あんなもん、旨い言うて食べたはる」と味のわからない粗野な武士を影で大笑いしたということに始まっています。

ね、京都らしい腹黒い府民性を表す逸話じゃないですか。

と言うわけで、もし今度京都で湯豆腐を食べる機会があったら、

「こんなもん旨くもなんともない、ただのぽんずの味やないか」と大声で言って見てください。

「この人やらはるわ」とお店の人に一目置かれるかもしれません。あるいはつまみ出されるかどっちかです(笑)。

ま、ともあれきっと今回のミシュラン調査にしても、「あんなもん、旨い言うて星つけとる」と影で大笑いしていること間違いなしですね。

そういえば、今回の星のついたお店のなかで、唯一“吉兆嵐山店”だけ行ったことがあります。例のささやき女将こと、腹話術師:湯木佐知子のチェーン店ですね。

チェーン店なんていったら怒られるか。ま、そのときは「・・・(頭が真っ白になってて)・・・(責任逃れの発言を・・・)」って小声で言えば大丈夫そうですけど。

吉兆に行ったのは、けっこう前なので、味がどうだったかとかあまり覚えていません。

唯一覚えているのが、隣にKBS京都という放送局のキャスターの姉さんがいたんですが、前菜のごま豆腐を食べていた時、「髪の毛が入ってる」と言い出したことです。

見ると、口に手を持っていって短い3センチぐらいの髪の毛をつまみあげました。

それがかなりの縮毛で、まあ、どうみても陰毛やないですか!

「・・・(それは、入っていたというより、ここに来る前に違うもん咥えとったんやろ)・・・」と思わずささやいたミヤモトでした(笑)。

吉兆より白梅町の串八に星3つ!