56fdf0f5.jpgアメリカの次期大統領もようやく決着ですね。

今回思ったんですが各候補の演説シーンを見てると、まるでハリウッド映画をリアルタイムで見ているみたいで、なんか感動してしまいました。オバマ氏もマケイン氏もこんな人ハリウッドの俳優にいそうって感じですし、近い将来絶対映画化するでしょうね。デンゼル・ワシントンあたりを起用して今から撮り溜めとくんじゃないかと思います。
ところでアメリカの大統領といえば、パワーポリティクスの頂点に立つ世界のリーダーでもあるわけですが、このオバマ氏はハロルドと同い年です。と言うことはアメリカの大統領とタメということになり、もちろんタメ口もきけるわけです。

アメリカの大統領とタメ口、自分でも知らないうちにビックになったもんです。ちなみに他にはジョージ・クルーニーともタメ口です。

ま、二人に会ったことないのがちょっと残念ですけど(笑)。


さて、勉強物と呼ばれるジャンルでちょっと前に流行っていた、大人力検定という本をご存知でしょうか。フリーペーパーのR25なんかにも掲載されていて、さまざまなシチュエーションでの大人としても正しい所作は何かというのをクイズ形式で楽しむというものです。

たとえば、仕事帰りで上司と立ち寄った飲み屋で、最初にビールを飲んで上司が一言

「この一杯のために生きてるんだよな」と言ったときどう返すのが正解か?

1.「それ、ビールじゃなくて、発泡酒でもなくて第三のビールっすよ」

2.「ビールのために生きてるなんて、ちっちゃい男ですね」

3.「すきっ腹にビール飲むと、胃の粘膜がずたずたになって出血するんですよ、胃がんの原因になるって知ってました?」

4.「このあいだ奥さんが若い男とホテルに入るのを、偶然見ちゃいましたよ」

など、状況がお馬鹿なものも多いのですが、結構はまってしまいました。

DSのゲームにもなっていて、それがしたいがためにDSを買おうかと思ったぐらいです。

ま、そんなことはいいんですが、そうそう、先週、客室乗務員をやっている倫子さんとツーショットでメシを食いに行きました。

彼女はどんな人かというと29歳で、島崎和歌子からアクを抜いて、細身+お○ぱいを盛り付けた感じの正統派美人です。年齢的にもフェロモンの分泌が増してくる年頃なので、いくら性欲から解脱したミヤモトでも時々クラっとすることがありますが、現在にいたるまで時々メシを食う飲み友達という関係です。

今回は有栖川記念公園から恵比寿方面に少し歩いた閑静な住宅街の一角にある、地元の人しか知らないような洒落た和風のダイニングバーに行きました。

ハロルドといえば、神田のうらぶれた立ち飲み屋か新宿二丁目のオカマバーしか行かないと思っている諸兄は、今すぐ考えを改めてください。うむ、おっちゃんも、キメるときはキメるんです。

ここのバーは、釣り好きのマスターと同船したことがきっかけで知ったお店で、やはり魚料理がお勧め。ときどき自分で釣ってきた魚をさばいてくれます。

二人はカウンターテーブルの端に並んで座り、お刺身だの、煮魚だのをつまみながら、ビールやワインをじゃぶじゃぶと胃に流し込んで、彼女が最近プライベートで行ったというイタリア旅行の話で盛り上がりました。

ヴェネツィア駅から左斜めの道を進んですぐの運河沿いにある老舗ホテルは、10年ぐらい前に泊まったことがあって、そのときはホテルの女将さんと息子が、お客そっちのけで喧嘩をしていてなかなかチェックインできなかった思い出があったのですが、今回たまたま彼女が同じホテルに泊まったことが分かり、でも、女将さんと息子は相変わらず喧嘩してたというので思わず笑ってしまいました。

彼女は、結構お酒がイケるくちなんですが、酔うと潤んだ目で人の顔をじっと見つめる癖があって、これをやられるとたいていの男は、自分のことを惚れているんだろうかと勘違いするんだとか。確かに分からなくはないですが、そんな話をミヤモトにするのは、誘ってるのか?あるいはフェイクか??判断がつかないまま、お店に来て2時間ぐらいたったころ、彼女がトイレにたちました。

そろそろこの店も潮時だけど、この後どうしようかな〜中途パンパな時間まで呑んで電車無くなるといやだしな〜、などと考えていると、彼女が戻ってくるなり追加でスロージンベースのカクテルを注文しました。人のことは言えないけどよく飲むな〜(笑)、でもま、もう少し付き合うかと思って自分も何か注文しようとしたとき、ふと懐かしいにおいを感じました。

最初は分かるか分からないかというレベルだったんですが、だんだん濃厚になってきます。

酔っていた自分は、なんの気もなしに、フィレンツェがどうのと言っている彼女につぶやきました。

「なんか、ウンコ臭くない?」

―――― 一瞬流れる、ツンドラのような空気 ――――

しまった!!!、よく考えれば彼女はトイレに行ったばかり。所要時間が早かったので“小”かと思っていましたが、きっと“大”をひねっていたに違いありません。

彼女は話をやめて、少し怒ったような顔でこっちをじっと見つめています。

やべ〜〜、うっかりとんでもないコトを口走ってしまった、なんかフォローしなければと焦っていたら、いきなり

「ねえ、ミヤモト・・あたしウンコ臭い?」

責めるような口調です。こりゃ相当怒ってる感じです。

「え!?、いや、ぜんぜん・・・そんな意味じゃなくて、なんていうか・・お店全体がさ、でも今はそんなことないし、ごめんね食事中に・・・」

などとあせりながら必死に取り繕おうとしていたとき、彼女が言いました。

「ご免、あたしウンコ漏らしちゃった・・・・」

「☆&&■*▼△$○@●*□#&=|¥★&■*・・・・・・・・・・・・・・・・・」

人は、自分の思考のキャパシティをはるかに超えた事態に陥ったとき、頭の中のブレーカーが落ちます。まさにこの時は頭が真っ白な状態になりました。

絶句したまま彼女を見たら、彼女も潤んだ瞳で見返してきます。うっすらと眉間に寄せたしわがセクシーです。

キメの細かそうな肌、すっと伸びた鼻梁、上品な唇は憂いを含みながら少し開いて・・・美しい・・・って、おい! そんなことを考えている場合じゃなか。なにか気の利いたことを言って場をもたさなければ・・・・今こそ大人力の試されるときです。

1.「俺もそういうの嫌いじゃないから・・・」(これではまるでスカトロ好きみたいだ)。

2.「知ってる?ウンコの臭いをうーんと薄めるとジャスミン茶の香りになるんだよ、どちらも同じスカトールという物質で・・・」(って、今はうんちくを垂れてる場合じゃない、さらに寒くなりそうだ。やっぱりこういう時はジョークか?)

3.「昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おばあさんが川に洗濯に行こうとして、おじいさんの前を歩いていたときたとき、思わずオナラと一緒に身がでてしまいました、後ろを歩いていたおじいさんはシバじゃなくて思わず草刈った・・くさかった・・臭かった・・・」(これじゃ当て付けがましくなってしまう)

どうしよう!!!!!! 彼女はだまってこちらを見ています・・・美しい・・・だからそうじゃなくて・・・・

もたもたしていると、彼女が口を開きました。

「でも、大丈夫パンツも拭いてきたからねっ!」

「・・・・・・・・・・・」

拭いてきた??? どういうこと?? ひょっとして潔くパンツを捨てないで、もらしパンツをまだ履いているということ?・・・??えぇーっ*$¥????

少なくとも拭いたぐらいで布に浸み込んだウンコ汁がとれるとは思えんし、ウンコ汁のこびり付いたパンツを履き続けて、肛門の少し前にあるデリケートな部分は大丈夫なのか!???

再び頭の中は、クリンゴン星人の攻撃を受けて火花が飛びまくっている、初代エンタープライズ号のコックピットさながらの状態になり思考が定まりません。いや、もう一度攻撃を受けたら持たないでしょう

「おいドクター・マッコイ、チャーリーはどうした!チャーリー!!!!」

マスターが出してくれたチャーリーという名前のスロージンにアプリコットブランデーをアレンジしたカクテルを煽って、少し落ち着いてからあらためて状況を聞いてみました。

なんでも今日は来る前からお腹の調子が悪く、店についたときにはすでに少し漏らしていたんだとか。

と言うことは、ウンコをちびりながらしらっとして旅行の話をしていたということですか??

ウンコをちびりながら、潤んだ視線を投げかけていたということですか??

恐るべし・・・ミヤモトもそうとは知らず、そんなウンコちびりと談笑しながら料理に舌鼓をうっていたとは、背筋が凍る思いです。

「ででででっ、さぁ、今はどういう状況なのよ?」

「ちゃんと拭いてきたよ、で、一応あいだにティッシュをはさんだから心配しなくて大丈夫よ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「でも女の子は、結構みんなあるよ」

いたずらっぽく笑う彼女。

自分の胸のうちだけに秘めるには、あまりにも大きな出来事です。

そりゃ自分も過去に何度もウンコちびったことはあります。ゆるいお腹でオナラをしたら出ちゃったなんてことも1度や2度ではありません。しかしそれは一人で車を運転していたり、波待ちしていたりとかそういう状況です。

そして、そうなったときは早く家に帰って状況を立て直したい気持ちでいっぱいになります。ビールだけが生きがいのちっちゃい男といわれるかも知れませんが、その状況で飲み続けることは自分にはできません。

「マスター、この娘ウンコちびって、おマタにティッシュはさんでますよ!」と叫びたい。無理なら壷かなんかに叫んで、ふたをして地面に穴を掘って埋めてもいい。

混濁し、薄れてゆく意識の中でそんな事を考えていると、

「で、これからどうする?」

彼女はいつもの潤んだ目でたずねて来ました。

ウンコをちびって股間にティッシュを挟んだ美人スッチーにどうするといわれて、あなたならどうしますか?

ミヤモトは・・・・・・・すんません、大人力不足でした・・・・・・・・・。