7d4da82b.jpg毎年、この時期になるとお昼の番組“ライオンのごきげんよう”に稲川淳二がゲストで出て、さいころに何がでても「怖い話」をしていますね。例えば「恋の話」とか、「恥ずかしい話」、「初めて○○した話」が出てもまったく無視(笑)。
ま、季節の風物詩ということで毎年楽しみにしているんですが、相変わらずの滑舌悪さで大事なオチのところで何を言っているのかよく聞き取れず、怖さで少しは涼しくなろうとしていたのに思わず肩透かしをくらってしまいました。

残念ですが、また一年待つしかないです。

まあ今日も暑いですね。今は実家の京都に戻っているんですが、ご存知のようにこっちは盆地で体感温度は平地の2割り増しといったところ。もう部屋に中にいても熱中症になりそうです。

で、さしてすることもなく、体温をさげるため仕方なしに朝からビールを飲むと気がつくとそのまま一日中飲んでいます。まさに石原裕次郎の晩年。これじゃ長生き出来そうにありませんね(笑)。

ところで実家は先代まで“神楽”という屋号で料亭をやっていました。もともとは先祖に神楽山という力士がいて、廃業したあとに始めたのがきっかけだったとか。

で、お盆で帰ってきていたのか、昨日の夜その神楽山が夢枕にたってミヤモトに一言こういいました。

「おまえ、土俵際やぞ!」

なんで先祖がそんなこと知ってるんや!と、びっくりして飛び起きたんですが、もう汗びっちょり。その後なんか目が覚めてしまい、しかたなくテレビをつけたら、いきなり相撲取りが出てきました。な、なんたる偶然!と思ったら、朝青龍についてのニュースでした。

朝青龍がモンゴルでサッカーしてどうのというのは、もれ聞いていましたが、しばらくテレビを見ていない間にこんな問題になっているとは思いませんでした。

ならば、ここは一言いわせてもらわなければ身体に眠る力士のDNAに申し訳ないっちゅうもんです。

というわけで前段が長〜くなりましたが、今回は角界についてのコラムです。

いや〜それにしても朝青龍!

腰の疲労骨折と腕を痛めながらも、モンゴルの子供たちのためにサッカーをしていたらしいじゃないですか。なんか心あたたまるいい話ですね。

普通ならこんな怪我をしていたら、とてもサッカーなんか出来ませんが、さすが横綱、普段からの身体の鍛え方が違うという事です。

一部には「サッカーが出来るなら、せめて地方巡業で土俵入りだけでもしろ!」という声もあると聞きましたが、地方巡業って言ってもいわば“すもうショー”ですし、それこそがどうなんでしょう。

結局、年がら年中ガチンコですもうを取っていたら力士の身体も持たないので、その間に営業をいれてお金を集めようということなんでしょうけど、あんな真剣みのない全日系プロレスを思わせる“すもうショー”ではやるほうも、見るほうも力が入らないのではないかと思います。

フィリッツ・フォン・エリックの鉄の爪で顔をえぐられたジャイアント馬場が流血した(ように見えた)ら、見ていた観客が失神したぐらいの時代ならいざ知らず、今の目の肥えた観客はあんなのを見て面白いんでしょうか?

たとえば巡業はトーナメント形式で取り組みをさせていますが、それならそれでK1崖っぷちの武蔵ぐらいみんな真剣になれるように、ものすごい賞金をだすとか、もうちょっとなんとか、考えてやってほしいもんですね。

全日系といえば、昔、馬場さんに子供が「どうしてロープに振られて(技をかけようと思っている相手のところに)戻っちゃうんですか?」という直球の質問に対して。「なんちゅうか、催眠術なんだな」と有名な迷台詞を語ったことがありました(笑)。

考えてみれば全日ファンって今もいるしな、そう思えばすもう巡業もこんなもんでもいいのかもしれませんが、でも、やっぱり真剣勝負が売りの“場所”というのがあるんですし、すもうは、セメント(真剣勝負)で行くのかエンターテイメントで行くのかどっちかはっきりして欲しいですね。

ちなみに馬場さんは、「セメントを超えたものがプロレス」という台詞も残しています。

最後に以前から不思議に思っていたことをひとつ。

大相撲の行われる両国国技館の住所は“東京都墨田区横網一丁目”ですが、相撲をやっている国技館のあるところなので、何の迷いもなく「よこづないっちょうめ」と読んでしまいますが、よく見ると「横綱(よこづな)」ではなく「横網(よこあみ)」です。

なんでこんなトリッキーなことになったのか、誰か知っていたら教えてください。

以上コラムでした。