81e9ee15.JPG(写真:今回はアイコラではありません)

さて一部では配信しましたが、とうとうブートキャンプの販売まで始めてしまいましたミヤモトです。どれぐらい効果があったかと言うと、1週間とは言いませんが体重75kg→64kg、体脂肪18%→10%まで落ちました。
前にスキーヤーの佐々木明(山本キッドの義理の兄)がスポーツ選手の体脂肪は12~14%ぐらいが一番いいと言っていたのを思い出して、そろそろ少し戻そうかと思っています。でも、ま、考えてみればスポーツ選手じゃなかったですけど。

さて、前回いつもより少し真面目っぽいコラムを載っけさせてもらったら、賛否もろもろメールやご意見をいただきました。

なかにはメーカー側の上からの目線で見ているのでは?とか、ちゃんとがんばって働いているライダーをないがしろにするのか!という貴重なご意見もいただきました。

前回ご紹介した計算式は、マーケティング分析などで使用する方法ですが、それを無理くりスノーボーダーに当てはめたというのは、いつものお遊びですのでご容赦くださいませ!

ちょっと言葉足らずだったかもしれませんが、言いたかったのはメーカーが上とか、いやライダーが偉いとかと言うことではなくて、スノーボードが好きでそれを仕事にしてゆこうとするならライダーもメーカーも一丸となって業界を盛り上げよう!ということです。

日本中1億2000万人の人がもっとスノーボードのことを知って、好きになって、賞金もゴルフ並みになってライダーの年収が億単位になり、毎日ドームで大会をやるようになって、プロスノーボーダーが渋谷を歩こうとしたらファンに囲まれて身動きがとれなくなったとか、女子アナの結婚相手は野球選手を抜いてスノーボーダーが一番人気とか、そんなことが話題になるようになったら楽しいですよね。そーいうことです。

さて、今回の本題ですが、「メーカーはいったい何をやってくれるのか?」ということに筆を進めたいと思います。

ライダーからみれば、メーカーは何もしてくれないという意見も多いんじゃないかと思います。まあ、メーカーは反省しきりですが、どちらが悪いというよりもボタンの掛け違いのケースもあるんじゃないかと思います。

たとえばライダーのやりたいこと、こういう風にしてブランドをアピールしようということと、メーカーの戦略にずれがあったらお互いハッピーにはなれません。

ライダーのタイプを上手下手ではなく、幾つかのタイプに分けてみると、
1. スノーボードが大好きで、ライダー自身もとにかく自由に滑っていたいというタイプ。自分のライフスタイルを優先します。

2. 自分のレベルアップや、スノーボードで人と競うのが好き。大会に出て常に上位を狙います。

3. スノーボードを通じて自分のスタイルを出すのが好き。人と競うよりは自分のスタイルを雑誌やDVDなどメディアに露出することに重きを置いています。

4. 好きなスノーボードに接していたくて、スノーボードに関わってメシが食いたいというタイプ。

もちろんこれらを複合したスタイルの人や、まったくこれらに当てはまらない人もいると思います。

たとえばメーカーが、このブランドをローカルで広めようとするならば1.のタイプのライダーなんかが合う事もあるでしょうし、競技をやっている人にブランドを広めてゆこうとすれば2.のタイプのライダーが合うわけです。

逆に競技指向でないマーケティング戦略をとるブランドに対して、ライダーが「俺は今年から大会中心に活動する」と言って、実際大会に出て優勝を重ねてもメーカーの評価は上がらないでしょし、3.のメディアへの露出を期待して契約したライダーが、スキルアップを目指してシーズン中ずっと海外で活動して日本のメディアに全然でなかったとしたら、たとえライダーのスキルがあがったとしても評価は上がらないということになります。

重ねていいますが、メーカーが悪いとかライダーが悪いということじゃなくて、ライダーはある意味個人営業の経営者ですから、うまくメーカーと交渉して、お互いハッピーなビジネス契約を結ばないといけません。なんとなくブランドの雰囲気とか、たまたま乗りやすかったとかいうことでブランドを選んだりすると、結局メーカーは何もしてくれないということになるんじゃないかと思ってしまうわけです。

ところで、自分が今一番注目しているのは4.の方向性を出しているライダーです。

メシを食うためにスノーボードをしているというと、ある意味スノーボードをビジネスとしてしかとらえていないという誤解を招くかもしれません。

しかし、たとえばスノーボードがうまいとか、好きというスノーボードバカ(笑)のライダーは、ときどきスノーボード以外、社会的な常識であるとか人間関係とかそういう部分が少し欠如しているような人もいます。

それはそれでカリスマ性や魅力にも繋がるんですが、社会的な信用を失うようなヘタをうってしまうこともありそうです。

それに比べて、スノーボードの情熱は同じように熱くても、スノーボードで食ってゆこうと思っているライダーは、滑ること以外にいろいろなことに興味を持ったり、挑戦したりします。そしてその過程でいろいろな社会的な事を勉強したり、知識や経験も広がりが出てきます。

ボードやバインディングの性能や機能に興味を持つこともあるでしょうし、スノーボードという商品の流通に興味をもったり、もっとスノーボードに限らず今年の流行りのカラーだとか、ファッションや政治、経済といった社会一般に対しても興味を持つようになります。

その広い興味、好奇心と知識を持ちながら、スノーボードのパフォーマンスで魅了する、或いはスノーボードの楽しさを伝えることができるなら、メーカーはそのライダーと、単にブランドを普及させるということだけでなく、今度は商品を共同企画しようかとか、マーケティングの相談を持ちかけたり、フィルミングしているなら発売してみようかとか、いろいろと持ちかけるようになります。

そういう感じで付き合えるライダーが、今後増えればいいなと思っています。

結局、業界が発展しなければ、きれいごとを言っていてもどうにもなりませんもんね!

以上コラムでした!